環境への配慮や経済性から、太陽光発電の需要が年々増えています。参入する業者も増え、訪問販売やショッピングモールでの見積相談など、太陽光発電をより身近に感じるようになりました。しかし、中には悪徳な業者や実績の少ない業者もいるため、複数の見積を比較して優良業者を選ぶのが重要です。

しかし、太陽光の見積は項目が多く、一般の人が見ても理解しづらく比べやすくありません。そこで今回は、太陽光の見積をくらべる際に気を付けたいポイントを紹介します。見るべきポイントを理解すれば、形式の違う見積も同じ条件でくらべることができるようになりますよ。

見積比較でみるべき注意点

複数の見積を比較する際に見るべきポイントは大きく分けて5つです。見るべき順番に紹介していきますので、上から1つずつ実践していってください。

見積総額をくらべる

太陽光発電システムの見積が出てきて、まず気になるのは総額でいくらかかるのか、ということですよね。太陽光の見積業者はローンでの設置提案をする場合が多く、見積総額をはっきりと提示しない場合もあります。

「月々の支払は10,000円で、売電収入が15,000円なので毎月5,000円浮きます」と経済効果のみをアピールするケースが多いのです。そのような業者には、見積を出してもらうようはっきりと依頼しましょう。

複数の見積をくらべるときは、まず工事の総額をはっきりとさせて同じ条件で比較するのが重要です。次に、条件を揃えるために気を付けたいポイントを解説します。

補助金は別にする

補助金は太陽光発電システムの発電量によって変わる場合があります。業者によって使用するメーカーが違う場合、補助金の金額が違う可能性がありますので分けて考えましょう。

補助金には予算上限や申請期間が定められています。見積時点では利用可能でも、着工時には終了していることもあります。補助金を除いた工事総額を予算として考えておきましょう。

オプションは除く

太陽光発電と相性の良い、エコキュートや蓄電池の見積を同時に提出する業者もいます。それらのオプション自体は悪いことではありませんが、いろいろな見積が混ざると混乱してしまいますよね。

工事を同じ職人が行う場合、同時工事値引きなどと称してセット価格を提示してくるケースも多いです。値引き額に惑わされず、工事費用のみを見極めるよう気を付けましょう。

オプションは別枠で考え、純粋に太陽光発電にかかる総額のみを比較するのが重要です。

ソーラーパネルの性能に注意する

年々需要が増大しているソーラーパネルは、たくさんのメーカーから商品がリリースされています。ソーラーパネルパネルの発電効率はモデルによってさまざまで、性能の高いパネルは当然価格も高くなります。

見積を金額だけで比較して安い業者に決めてしまうと、性能の低いパネルがついて損してしまう可能性も。多数あるソーラーパネルを全て網羅するのは難しいですが、見積したソーラーパネルの性能と相場だけは調べましょう。

Kw単価を比較する

工事総額が妥当かどうかを調べる方法として、Kw単価を計算する方法があります。Kw単価今までチェックしてきた数字で簡単に計算できます。

工事総額 ÷ パネルのKw数 = Kw単価

Kw単価を比較すると、1Kw発電するためにいくら工事費がかかるのかわかりますね。Kw単価が安ければ、費用対効果が高いということになります。Kw単価を比較すれば、ソーラーパネルの発電量が違う場合でも、見積の妥当性がくらべやすくなります。

見積の細かさを比較する

Kw単価を計算するためには、わかりやすく項目分けされた見積が必要です。一式いくらの見積では工事総額や、ソーラーパネルの品番が分からず計算しようがありません。

見積項目を1つずつチェックするわけではありませんが、見積は細かければ細かい方がいいです。細かい見積を作るのには手間がかかりますが、作った業者の太陽光への経験と熱意の表れとも取れます。

また、工事の内容など細かく記載してあると伝え漏れによるトラブルが発生しません。すべての内容が分からずとも、見積の細かさに注目してみてください。

保障内容・範囲を確認する

太陽光発電システムは、10年以上の期間をかけて投資金額を回収する仕組みです。長く使っていく間には、当然トラブルが発生する可能性もあります。

ソーラーパネルや周辺機器はメーカーの保障範囲となりますので心配ありません。しかし工事は施工業者の補償になり、会社によって違いがあります。「妙に安いと思ったら保証期間が短かった」というケースもよく聞きますので、保証期間と範囲をしっかりと確認しましょう。

まとめ

太陽光の見積で見るべきポイントを紹介してきました。複雑に見える見積も、ポイントを絞ってみれば簡単に読み解くことができます。自分で簡単な比較表を作ると、さらに比較しやすくなるのでおすすめですよ。当記事を参考に、信頼できる業者を見つけて太陽光発電をオトクに導入しましょう。